何のためにトレーニングしますか?

お医者さんに行くほどではないが、身体が重く感じる。スッキリしない。
年ともに体力がなくなってきている。
ただなんとなく。何か運動しないといけない気がする。
脱げる身体になりたい。
やせたい・・・

さまざまです。

「何を食べればいいか」「どんな運動をすればいいか」ネットの普及などにより、世の中には身体や健康、トレーニングに関する情報にあふれ、写真で動画ででも見られます。
そうやって情報が増えれば増えるほど、そこから正解を探すのが難しくなってきます。ある方法が最善と判断しても、次の瞬間にはそれを否定する情報が目に入ってくる。何を信じればいいか、どれを選択しても確信が持てなくなってしまいます。

そうやって外の世界に正解を求めても永遠に正解にはたどり着けないでしょう。
なぜなら、身体のために何がいいかなんてことは、自分の身体にしか分からないからです。

「何を食べたらいいか」 
まずい、美味しい、太った、やせた、気分悪くなった・・・・ 
それを食べたときに自分の身体がどう反応した?

「肩コリ、腰痛にはどんな運動がいいか」
ラクになった、他の個所が痛くなった、すっきりした・・・・
運動後に自分の身体がどう感じたか?

自分の身体に何が必要かは最終的には自分の身体で感じて判断するしかありません。

しかし毎日大量に流されている情報に圧倒されて、自分の身体の「感じる力」が失われていき、不安が解消されなくなってきているのでは? と思います。

トレーニングでもそう。
脚を上げる。手を上げる。スクワットする。あるいはバーベルを持ち上げる。
身体のどこを意識して動かしていますか?

脚を後方に上げる動作をしてみてください。
どこが硬くなりましたか。 おしり? それとも太ももの裏?

スクワット。どの関節から曲げますか。
どこまで曲げる? 身体の角度、手の位置は? 
それらを意識する、感じることによりトレーニング効果はかなり変わってきます。

ヨガやピラティス。身体が硬いから無理! と思っていませんか?
身体は可動域が大きいからイイというわけではありません。
中国雑技団のようにぐにゃーと曲がる。あそこまで行かなくても、開脚してお腹をベターっとつけたいと思っている人多いみたいですね。
身体はある一定の可動域を超えたところで負荷をかけてしまうと、大きな負担になってしまいます。たとえ希望のポーズまでたどりつけたとしても、股関節のまわし方や膝関節、足首、指の向きなど「解剖学的、構造的」にムリな動きなっていませんか?
それが負担になるだけでなく、場合によってケガにつながっていきます。今すぐに出なくても、5年後、10年後に痛みとしてでるかもしれません。

身体が悲鳴を上げていても、息を止め、「頑張っている自分、すごくない」と
“トレーニング=キツイもの” と誤解し取り組んでいませんか?

すべてのトレーニングは「どう動くか」が大事。
重たいものを何回も持ち上げる。
鼻がつくまでべったり開脚できる。
まんまS字になる上半身。
は必要ありません。どーでもいい。
それを商売にしているなら別ですけど。

身体は精密機械です。それぞれの関節、筋肉が歯車のように噛み合ってはじめて安全に効率的に動きます。しかし歩くこと噛むことすら面倒という現代社会では動かなくなってきている機能がたくさんあります。それなのに見た目、結果だけにこだわり誤った身体の使い方をしています。

先のブログにも書きましたが、使わない機能は退化します。関節は最悪「骨化」してしまい、完全に機能を失うこともあります。

トレーニングは身体をより良く、快適にするもの。
「don’t think.feel」もいいが、
「thik move feel 」 考え意識して動き。感じろ! 

身体がかたい、力が弱い、という人ほど、ひとつずつ細かな関節、筋肉の動き、つながりを意識して動かすことで、本来の動きを取り戻していきます。
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たとえばピルビスワークの骨盤呼吸。しっかり呼吸をしながら、骨盤、背骨、頭蓋骨の動きを感じる。さらには肩から腕、手のひら、股関節から足首へと全身の動きをつなげていく。実際動かなくても、そうイメージするだけでも効果が出てくるはずです。できなくていい、イメージして考えて動かしていきます。

何が成功で失敗か。それはやるかやらないか。
結果できなくても、チャレンジすれば成功です(笑)

身体を正しく動かすことにより「本来の身体の設計」に近づいていきます。
日常生活が快適になり、姿勢や呼吸にも良い効果があらわれます。

使わない機能は退化します。
身体はひとつのチームであり家族ですから、筋肉がくたばったら骨もくたばるし、脳もくたばり、心臓をはじめ臓器、循環器系もみんなくたばってきます。ひとつくたばったら総崩れです。

しかし使えば使うほど進化するのも身体であり、運動はもっとも脳機能を維持改善できるトレーニングとも言われています。正しい運動は、健全な身体と思考、人間関係をつくります。死ぬまで運動、進化し続けていきましょう。

「人生いまが一番若い!」
いまからでも遅くありません。
大事なのはいまある自分の身体に意識を向けること。まわりと比べないことです。
最近よく耳にするマインドフルネスですね。
一日に数分でも自分の身体に意識を向けてみてください。

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