新しい一年の始まり。運動を始めようと決意されたことでしょう。
まずはウォーキング、ランニングから始められる人が多いと思います。今年の富山は雪が少なく、朝も夜も走っている、または歩いている人を多く見かけます。雨の日のスポーツジムではトレッドミル(ランニングマシーン)はいつも満員。順番待ちです。

誰でも気軽に始められる運動ですが、しばらく行っているうちに、
膝が痛い、股関節が、足の裏が、脛が・・・・と相談にいらっしゃる人も少なくありません。

腸脛靭帯炎、足底筋膜炎、シンスプリント、関節炎、が足炎、さらに腰痛。
そう病院で診察されてきます。

そして「どうしたらアーチは上がりますか?」とよく聞かれます。
アーチは厳密に言うと縦アーチ、土踏まずと小指側と横アーチがありますが、ここでのアーチは土踏まずのこと。いわゆる偏平足です。

アーチが下がることで姿勢が崩れ、疲れやすくなったり、力が出しきれなかったり、スポーツパフォーマンスの低下だけでなく、足首やひざ、腰などの障害につながっていくこともあります。

実は私も偏平足でした。中高大と柔道部に所属していましたが、よく捻挫をしていました。なのでテーピングで足首を固めて練習。足首が柔らかいからしょうがないと思っていました。偏平足がその原因のひとつとは知らず、また偏平足は生まれつきだからしようがないとも思っていました。今考えるとバカですね。

偏平足には先天性のものと後天性のものがあると言われています。

産まれたばかりの赤ちゃんの足裏には脂肪がついていて、土踏まずがない状態です。
成長とともに立つ、歩く、走ると運動量が上がっていく過程でその脂肪が取れ、10歳ころまでに土踏まずが作られていきます。しかし十分な筋肉、骨格が作られていない場合に、アーチが下がったまま、偏平足になってしまいます。これが先天性と呼ばれるものです。

アーチが作られてからも、運動不足や偏った、また間違った足の使い方、体重がうまく支えられない靴などの影響など、アーチに負担がかかりすぎ、下がってしまう。これが後天性といわています。

最近の小学生には偏平足が多いと聞きます。幼児期のハイハイ、つかまり立ちなどの運動が不十分、歩けるようになっても外で遊ぶ機会の減少していること、またフローリングなどの住宅環境、靴やサンダルなど履物などが影響しているのだと思います。

アーチが下がった状態では
足首が動きにくい
膝が内側に入りやすくなる
股関節が伸びきらない
足を引きずって歩く(足が上げにくい)
反り腰になることも・・・

アーチは走ることだけでなく、立つ、歩くなど日常生活やあらゆるスポーツにおいて大きな影響を及ぼします。

ではアーチを作るには?
img_0622
ゴルフボールなどで足裏のアーチに合わせてゴロゴロ刺激する
足指が手と同じように動けるようにする
股関節まわりの可動性を出すための動きの改善とストレッチ
足まわりを柔軟にして各関節の可動域を正常にする。足の内返し、外返し。
以前このブログに書いたメカノレセプター、足裏の感覚受容器を活性化する
舌を上あごにつける

など身体全体で改善していきます。
足裏だけでなく、指、甲、脛、膝、股関節、骨盤、背骨、手指、舌など、身体全体の問題として改善していかなければいけません。
よく紹介されている、タオルギャザーやふくらはぎを鍛える、足裏をテニスボールでただゴリゴリするだけなど、足だけのフォーカスでは不十分だと考えます。

当studioでは足裏を整えることをまず行います。なぜなら、これなしに姿勢の改善、スポーツパフォーマンスの向上、不定愁訴の改善は得られないと考えるからです。
さらには足まわりの可動域が小さいなどの不正常のまま行ってしまうと、膝の過可動(動きすぎ)や股関節の動きが不十分になり、代償動作が発生してしまいます。膝や股関節だけでなく、腰や肩など他の部位への痛みやケガなどを発症してしまう恐れがあるからです。
img_0620
40数年、生まれつきの偏平足と思っていた私も毎日足裏、足指トレーニングは欠かせません。おかげで偏平足は徐々に改善。プールサイドや銭湯での足裏マークが正常になりました(笑)。
足裏を整える、足指が動かせるようになると、肩コリや腰痛、外反母趾、むくみの改善にも繋がり、確実に身体が変わります!

オーダーメイドのインソールも数多くありますが、足裏だけの対処なので、インソールだけではアーチ作りの解決にはつながらないと思います。

私たちの身体を支えてくれる足裏。大切にそして正しく使ってメンテナンスしてあげましょう。

コメント

  1. この記事へのコメントはありません。

  1. この記事へのトラックバックはありません。