歯をくいしばっては、頑張れ!

スポ根アニメやドラマでよく聞くセリフです。みなさんも一度は使った事ありませんか?
しかし、これは間違い。歯をくいしばっていたら、頑張れませんし、力を出し切ることもできません。

歯をくいしばると、そこに意識がいってしまい、集中力がそれて、最高の力が出せなくなってしまうのです。

オリンピックや世界大会などで一流選手たちが繰り広げる戦い。陸上の投てき種目やテニスのサーブ、卓球のスマッシュなど試合を決める大事な瞬間、選手たちは大きな声を出します。このとき、歯をくいしばっていては声を出すことはできません。自分でも試してみてください。
これは最大限の力を発揮するために、声を出して全身のムダな力を抜いているのです。

力むは力無。(過去blog参照)
運動でも勉強でも、歯をくいしばることは、自分の力を出し切ることはできないってことなんです。身体のムダな力を抜いて、ニュートラルな状態にしてこそ、ココロとカラダの集中があり、そこからベストなパフォーマンスを発揮することができます。

自分自身、歯をくいしばることがいいことだと言われて育ちましたが、間違いだったんです。歯をくいしばるのはよくないこと、と伝えていきたい。もちろん我々大人たちも歯をくいしばらない生き方をしていきたいですね。

アゴの力は身体の中でもトップレベルの強さ。太ももに並ぶほど強い筋肉です。
日常的に歯をくいしばる習慣がついていると、歯に過剰な力がかかってしまい、歯や歯ぐきに負担がかかります。伸びようとする歯の自然な成長を抑えてしまったり、歯並びを悪くしてしまうことにもつながります。また顎関節症などアゴのトラブルを生じさせてしまうことや、肩にも力が入り肩コリ、浅い呼吸になってしまうこともあります。

普段から歯をくいしばらないように気をつけることはもちろん、ものを食べるときは出来るだけ強く噛み締めないことも大切です。
歯を強く噛んで食べると、早く噛み切って早く飲み込んでしまいます。早食いになりやすいんです。食事に満足感、満腹感を得にくくなり食べ過ぎてしまう原因にもなります。何回も繰り返し噛み、唾液をしっかり出すことで、満足感になります。それはうれしいことにダイエット効果にも。

いい筋肉。使える筋肉は普段は柔らかくて、力を入れたときに固くなります。
軽い負荷で長時間刺激することで作られていく筋肉こそがいい筋肉です。強く噛んで食べている筋肉は、噛み続けるとすぐに疲れてしまいますが、軽く噛んで作られた筋肉なら、いつまで噛んでも疲れませんし、ほかの箇所に負荷をかけることもありません。
いい筋肉にはいい骨が発育します。
口を閉じて、なるべく片側噛みにならないようバランス良く、軽く噛むことが大切です。
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トレーニングも歯をくいしばるほどはしないことをオススメします。
歯をくいしばっても疲れるだけで効果は薄いですから。

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