私たちの身体は、意識するにしろしないにしろ、精神的に負担を感じた瞬間に筋肉がギュッと緊張する、硬くなるようにできています。
わっ! と驚かされたり、お化け屋敷でいつ出てくるか恐怖に怯えているとき、身体が丸くなり、肩に力が入りガチガチになりませんか?
ストレスもそう。私生活や会社でイヤなことがあったり、不安なことがあったり、不快なことが起きたりすると、それだけで筋肉は緊張してしまいます。それが頻繁に起こっていると、眠っているときですら筋肉は緊張から解放されません。
寝ているときに手を握りしめている、奥歯を噛みしめる、眉間にシワが寄っている……慢性的な筋肉疲労になっている証拠です。いつ首や肩のコリ、腰がいたくなってもおかしくありません。
何事もきちんとしていて、まわりの期待に応えようと頑張り、気もつかう日本人の国民性も一因かもしれません。日本人の美学。幼いときから当然と思って育ってきていますので、無理はしていないと思っていても、知らず知らずのうちに筋肉を感情を疲れさせてしまっているのです。サービス残業、休日出勤、有給休暇の未消化……思い当たる人も多いはず。

また農耕民族である日本人は、しゃがむ 民族なので、骨盤が後傾傾向にあり、骨盤が締まりやすく柔軟性が低いという特性もあります。しゃがむと骨盤は締まり、動きは小さくなります。着物を着て、小股で歩くイメージです。
一方、狩猟民族である欧米人は、骨盤前傾、開き気味なのが特徴。背骨や下半身の動きが大きく見えます。
もともと柔軟性に乏しいのに、ストレスからくる筋肉疲労で身体はバリバリに。
それなのにダイエットでは筋肉をつけろ! と筋肉を縮める、締めることばかり。かは疲れ切ってしまいます。
いろんなダイエットを試して失敗を繰り返してきている人は、鍛える、締めることを一度忘れて「緩める」ことをオススメします。
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身体は緊張しきったあとは弛緩し、弛緩したあとには引き締まるようにできています。逆に言えば、身体を緩めることができない人は、締めることもできないのです。
ストレッチやヨガ、ピラティスで、身体が正しく動く、すべての関節が然るべき方向と範囲で動き、機能すること。同時に可動域いっぱいの動きを自分でコントロールして動かせるように身体の再構築をしていきます。
いまある自分の身体と向き合う時間、瞑想です。
筋肉と骨をリラックスさせるには、呼吸もとっても重要です。背骨、骨盤など身体の動きを意識しながら深い呼吸をする。身体を効果的にリラックスさせることができます。身体をラクにし、骨と筋肉、内臓が機能的に動くようになれば自然と引き締まっていきます。
引き締めることばかりに躍起になり、身体にバンテージをグルグルに巻きつけるような運動、思考だと、その後必ずといっていいほど反動がきます。リバウンド、肌の張り、内臓不調……
緩めたら締める、締めたら緩める。何事もバランスが大切です。

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