身体は左右対称ではありません。
自分の顔を見てください。左右同じですか?

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内臓をみても肺と腎臓は左右にひとつずつありますが、心臓や胃、肝臓、大腸、小腸などほとんどは左か右のどちらかにしかありません。形もいわゆる四角形や丸型ではなく、不安定な形、左右対称ではありません。

陸上のトラック競技は左回りです。
導線を考えられている商業ビルの作りも左回りが多く、
フィギュアスケートのジャンプも左回りなのも、
人の身体が左右対称ではなことのあらわれです。

内臓の位置はもちろん、.
効き腕の問題、
オートマチックのクルマでは右足しか使わない、
同じ姿勢を長く続ける、
パソコンの位置、テレビを見る場所、ご飯を食べる場所はいつも同じ、
仕事や日常生活、スポーツなどで左右均等に身体を使うことは少ないと思います。

ということは、ほとんどの人の身体は歪んでいます。
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骨盤が歪んでいるから・・・
左の肩があがっているから・・・
足の長さが違う・・・・

肩コリや腰痛などの痛みや、身体の張りや疲れやすいのは歪んでいるから、と考えている人は多い。

また正しい姿勢=左右対称で、
骨盤や肩の高さ、足の長さが同じこと、と思い込んでいる人が多いので、前述のような考えになってしまうのだと思います。

身体が歪み(と思っている)は痛みやコリ、疲れの原因ではありません!
だから、歪みを改善したところで痛みやコリ、疲れは解消しません!!
そして姿勢の改善にもなりません! 一時的には整ったように思いますが・・・

人間は動いてナンボ。まっすぐに立った状態で意識して姿勢を整えても、歩いたら・・・なんてことも多いですし、姿勢を気にして頑張って歩いていたらすぐ疲れてしまいます。そのような人、見ていても頑張っている感丸出しですしね。

姿勢はあまり良くないのに、走ったら、ボールを投げたら、オリンピック選手、またはプロ野球選手のようにきれいなフォームで動く人もいます。このような人は歪みを調整したら、逆にパフォーマンスが落ちてしまうことが多いです。

では、なぜ痛みやコリがおこるのか。
筋肉や骨などの異常がない場合、間違った身体の使い方が原因です。身体に歪みがあったとしても正常に動かせば痛みはでないはずです。
間違った身体の使い方で骨が衝突したり、筋肉が引き伸ばされすぎたり、摩擦が生じたりして痛みが出てしまいます。

さらに痛みを感じたり、動かしにくいと感じたら、それをかばうような身体の使い方をしてしまいます。代償動作です。それが痛みの原因となったり、さらに歪みを引き起こすこともあります。

歪みと痛みは別物です。

それよりも大切なのは身体の機能的な動きの見直し。
すべての関節が然るべき方向と範囲で動き、機能することです。

運動している人でも、いつも同じ種目しかしない。有酸素しかしない、という人を多く見かけますが、それも身体のバランスを悪くします。強い「でしゃばり筋」ばかり鍛えて、弱い「さぼり筋」とのアンバランスが生じ、それも身体の不調の原因となったりします。

正しい動きを知る。
指先、足先の末端まで動かせるところはくまなく動かす。
左右の動きの違いを感じ、動かしにくいところ認識する。

身体の歪みが問題ではなく、動きと思考の歪みが問題なのです。

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