春、新年度がスタート。
そして夏に向けて雑誌、テレビでは
“ダイエット”特集が人気です。

先日はテレビでダイエット企画をしていました。
そのやり方は……

・グルテンフリー
・夕食餃子
・糖質制限
・8時間以内なら何を食べてもいい

去年も流行ったダイエット法ですね。
詳細は……

・グルテンフリー(栄養士)
→小麦粉を摂取しない、ひと口サイズの肉か魚を毎食たべる。
米はOKで通常の一人前を3食とる。

・夕食餃子(ボクシングトレーナー)
→夕食に必ず餃子150gを食べる。
朝はオレンジジュースとバナナのみ、昼は500g以内で自由に食べてもいい。

・糖質制限(医師)
→米、パンなど糖質禁止。夕食はココナッツオイル少量と卵のみ。
朝と昼は野菜ジュースと150kcal以内のおかずのみで2週間目から夕食はなし。

・8時間何食べてもいい(医師)
→日中8時間の中で好きなものを2食とる。その他16時間は食事なし!

という食事制限メインのもので、80〜100kgの大きめの女性の方が実践しました。

まず第一印象。
‥‥普段暴飲暴食してる方なので、規則正しい生活にする。
バランスのいい食事と量。間食はしない。そして普段の生活で歩くことを意識する。しっかり呼吸する。睡眠時間の確保。この当たり前の生活で10〜15kg程度は痩せるはずです。

にもかかわらず、いきなり体重100kgの人間に対して糖質制限やグルテンフリーなど……ハードすぎます。また食事制限に運動をプラスした番組も人気です。あれも、運動習慣がない人にはハード過ぎ。案の定、ケガ、体調不良でリタイアしてしまいます。

つらい、つらいと途中何度もくじけそうになり仲間同士で励ましあって乗り越える。
その人間模様も人気のひとつなんでしょうが……

番組なので演出もあるでしょう。でもこれが痩せさせるための指示なのだから今の日本はいかに知識不足なのかということ。

1日のカロリー1000kcal以内?
ありえません。

きつすぎますし何より健康的じゃないですしストレスを感じて無理矢理やっている時点でそれは根性論なのでテクニックではありません。

それは痩せるのではなく、正確にはやつれる、痩せ細るっていきます。
そもそも問題点としてカロリーをここまで抑えた場合、筋肉量が低下し間違いなく代謝が悪くなります。

そうなると食事を継続してる限りはいいですが、企画が終わり食事を戻した瞬間リバウンド確実です。
置き換えダイエットや二ヶ月集中ダイエット。有名人がチャレンジし成功しました。お仕事とはいえ、やり切ったのは見事です。
が、その人は今……

ではそれぞれの方法を考えみます。

・グルテンフリー
→それはお米など炭水化物しっかり食べれることでまずストレスフリーである様子が見えます。今回の中では、単純にバランスの良い食事をしている唯一のやり方であるとも言えます。

・夕食餃子
→夕食に餃子150gを食べることで必要な栄養素を全て摂取することができる。という理論ですが……足りてません! とくにタンパク質。そしていくら餃子好きでも毎日は飽きませんか? 続けられますか?

あと問題点は朝食がバナナとオレンジジュースのみ。
人間の体はトータルで栄養素が必要になるため夕食で栄養素を全て補えばいいというものではありません。また、カロリーをここまで落としたら最初は体重が落ちるもののすぐに停滞します。
案の定1ヶ月経過後停滞しました。

その停滞を目の当たりにしそのボクシングトレーナーは、”たるんでる” とし、運動量をさらに増やしひたすらサウナスーツで有酸素運動。テレビの演出なのか……そんなトレーナーありえません。知識不足です。
いきなりこんなにハードな食事制限をすれば停滞は当たり前です。そこから運動量を増やせばボロボロになるのは目に見えてます。

また汗をかくこと=脂肪が燃えることではないのでサウナスーツは運動効率が純粋に悪くなるだけです。サウナで運動すれば脂肪が燃える。と言っているのと同じことですよね。素人考えです。

・糖質制限
→糖質を制限することで脂肪をエネルギーに変換できるケトン体質を作る、というものです。まず糖質制限は最初の体重低下がもっとも激しいです。
これは炭水化物は体内で水と結合するため、炭水化物を減らせば体内の余計な水がなくなるので、その水分がなくなることで体重は簡単に落ちます。

またケトン体質になればそこまで激しい停滞なくそこそこ落ちてはいくのですが、問題点は筋肉量がかなり落ちやすいということ。
筋肉が増えにくいのでリバウンドしやすいとも言えます。
また糖質制限からの解放はかなりの糖質依存に陥る可能性が高いです。

また今回の糖質制限は、夕食がなし!
ありえないほど過酷です。
1日1000kcal以内。
つらすぎます。

これを続けていくことはできますか?

・8時間何食べてもいい
→8時間2食、ある程度好きなものを食べれるのでストレスはそこまでないのかなぁと思います。ただ朝、夜と計8時間食事ができないので空腹時間が長いです。
そのため空腹明けの食事で血糖値がかなり上がりやすいため、このタイミングで少し重いものを食べようものなら一瞬で太る状態と言えます。
加えて、必要な栄養素をとることが難しいのでは?

ただプチ断食を毎日行うので腸内環境そのものは常に良い状態で保てるのがこのダイエットのメリットかと思います。ただその8時間に何を食べるか、という本人の意識次第でかなり左右される方法と言えます。

そして最終的に糖質制限の人間が体重減量でかなりの結果を残しました。
当たり前ですよね。

1000kcalしか食べれず夕食はなし。筋肉と脂肪が一緒に落ちまくっているので、”体重” という点においては減るのは当たり前ですね。

おそらく体重ではなく、体脂肪率、あるいは健康状態、ストレスなどで考えたらまず間違いなくグルテンフリーがもっともいい結果であると言えると思います。

減量の食事方法も炭水化物は抜く必要はありません。
何より大切なのは、ノンストレスであること。
根性論ではなく、テクニックで脂肪を落とします。

食べたら太る……ではなく、美味しく食べる。
もちろん適量はありますよ。

最初に書いたように、
暴飲暴食せず、規則正しい生活にする。
バランスのいい食事と量。間食はしない。そして普段の生活で歩くことを意識する。しっかり呼吸する。睡眠時間の確保。そして定期的な運動。

安易なダイエット方法にとびつく前に、
まずはご自身の身体と生活を見直してみてください。

身体のこと、ご相談ください。

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